OTHERSApril 1, 2020

新型コロナウィルス感染症対策に伴う事業運営方針

スローガンの代表・伊藤です。
新型コロナウィルス感染拡大を阻止すべく瀬戸際の今、こんな時だからこそ、企業の皆さま、求職者の皆さまなどお客様に、そして社会に対してどのように貢献すべきか、そして自分たちをどう守り、責任を果たすべきか、について考察してきました。現時点での方針・考えを整理して発信したいと思います。

これまでの対応状況について

2月後半から新型コロナウィルス感染症対策に伴い、外出自粛、セミナー・説明会等のイベント開催中止・延期などを進めてきました。先週からより一層温度感を高めて対応を進めています。

社内においてもリモートワーク(自宅勤務)を推奨して参りましたが、3/27からより一層強化して原則リモートワークへと移行しました。感染拡大を阻止するためにも、4月1日からの新卒入社の新人が入社するタイミングから自宅勤務とするのが最善の判断だと考えています。
オフィスへの出社をしていませんので代表電話の対応も自動応答とさせていただきますが、メールや個別の電話・各種メッセージツールでの連絡は可能ですので、業務を可能な限り滞ることなく進めていきます。

この4月1日は中途入社者もあわせて新卒者も全員予定通り入社します。オンラインでの研修でスタートする世代となるため、試行錯誤が必要ですが、育成機会の損失が発生しないように、しっかりと成長支援していきたいと考えています。
この4月の新人の受け入れ・研修のやり方など他社でどうしているかなどの情報交換も有益かもしれません。弊社の営業担当にご相談いただければ、進んで情報提供いたします(オンラインでの会議やメールでの返答となると思いますが)。

新卒領域における私たちの果たせる役割について

また、4月は例年であれば、就職活動の時期としてとても重要な時期です。この時期の活動が制限されることで不安に思う就活生も多いと思います。こんな局面においても、私たちだからこそ貢献できることがあると思っています。
急ぎ準備している段階ではありますが、オンラインでの相談とマッチングの仕組みを準備しています。従来のスケジュールにとらわれない形で通年でのサポート、そして、個別にキャリアアドバイザーがサポート、紹介先も大企業だけではなくコロナショックにおいても成長力のある中堅・中小の成長企業(通常は探すのが難しい企業)を中心にマッチング。
まさにスローガンが運営するGoodfindが創業期からテーマとして取り組んできた、新産業領域への人材移動という強みが活かせると考えています。私たちだからこそできる貢献の形があるのではないかと思っています。

新卒領域以外の各事業における私たちの果たせる役割について

Goodfind Careerにおいても、3月からキャリア相談の面談オンライン化を進めております。先行き見えにくい中で転職を考えるご相談も増えております。この状況下でもオンライン系のスタートアップ・ベンチャーは採用を引き続き継続しており、新たな求人オーダーをいただくケースも増えています。世の中的には求人が減る局面かと思いますので、私たちの果たせる役割も大きいと思います。

長期インターンをマッチングするInternStreetにおいても、オンライン対応を強化しています。飲食などサービス業でのアルバイト機会が減る中で学生にとっての収入確保、機会確保の観点でも重要な役割があると考えます。オンライン・リモートでの就業から勤務までできるリモートワーク案件をご紹介する動きを強化していきます。

FastGrowにおいても、このコロナショック下においても成長力のある雇用吸収力のある成長企業をこの機会にクローズアップしてお伝えしていくことがサービスとしての使命だと感じています。こちらも企画を準備し始めています。

TeamUpにおいても、世の中がリモートワーク環境へ移行していく中で、育成機会のあり方が問われてくると思いますので、オンラインでの1on1実施などを通しての育成機会の模索が重要になると考えます。オンラインでの1on1を円滑に実施し情報共有できるツールとしてTeamUpが果たせる役割は大きいと思います。また、1on1研修についてもオンラインで提供していきます。

最後に。社会トランスフォーメーションに向けて

まずは感染拡大を阻止し、医療崩壊を起こさないためにも、活動を自粛し、一人一人が責任を持った行動をしていくことが大前提となります。私たちの一人一人の行動にかかっています。
この苦難を超えた先には、コロナショックを乗り越えるための社会的な試行錯誤が、当社が創業期からミッションとして目指してきた新産業領域への人材移動、そして新産業を創出し続ける社会の実現に向けて、ポジティブに働く側面もあります。さまざまな面で、旧来の古い仕組みが刷新される、社会トランスフォーメーションが促進されると期待するからです。
私たちも全力で試行錯誤していきます。皆さんと一緒に一丸となってこの苦難を乗り越えていければと思っております。